海と毒薬 (講談社文庫)

海と毒薬 (講談社文庫)

どうにもならないことなんて、どうなってもよいこと。とはぶるーはーつの言葉だが、どうにもならないことなんて、きっとどうにもならないことなんだろう。どうにもならない場所で自分の意見を突き通しても流されても、結局だれも納得できなくて途方に暮れるんじゃないだろうか。困ったな。どうにもならない社会だから、人の考えた指針にしがみついて、多数派であることだけを信じて生きてしまうのかな。