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- 作者: マルキドサド,Donatien‐Alphonse‐Francois de Sade,佐藤晴夫
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2002/07/01
- メディア: 単行本
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悪徳も想像することによって感覚が一層燃え上がり、ますます淫蕩な行為に導いてくれるものだという、真実を実感したのです。(P100)
一見筆者が読者を攻め続けるようだが、やまなし・たになし・おちもないマゾヒスト文学なのだなこれ。
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/01/30
- メディア: 文庫
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犯人の女性は最後まで登場しないのに、外堀が埋まってゆくうちに、犯人に会ってみたくなる。ひととおりの雇用形態の女性が登場し、それぞれ語るほどをみて、女性の生きかたを考えてしまったな。女は短い命なのだから
生きるためには使えるものは全部つかわないと、生き残れないのだな実際。賢く上品にやればいいんだ。