エンジェル (集英社文庫)

エンジェル (集英社文庫)

生前では得られなかった充実感を死後になって獲得していく物語。まさに小説。億単位のお金を20やそこらの登場人物が動かす様子は現実離れしていて、人が死ぬことに対してもマッタク違和感を感じさせないいしだわーるどが展開されていると思いました。
あいつあやしい…とおもったら案の定な展開にちょっとがっかり。主人公の初体験のシーンがとても印象的でどきどきした。高校時代はナイーブでとてもはかない。