風に舞いあがるビニールシート

風に舞いあがるビニールシート

このひとは本当に真摯にこの本をかいたんだなあと思います。各話に出てくる専門用語混じりの会話が自然で説明ぶったところがないから。。文章を書くならば下調べは当たり前かもしれないが、最近私小説というか一人称の本ばかり読んでいたので、作家が違えばアプローチの仕方も違うことに再度気付かされた。。

そのものの本質を知るためには、量を吸収することが一番信用できる。たとえばびーとるずの本質を見抜くためには彼らの音楽をたくさん(量・質ともに)聴くのが一番の方法だと思うし、仏像の本質を知るためには多くの仏像をみるのが一番の方法なのではないかと思う。どこぞのだれかが書いた文章はその人の主観なのだ。自分の感覚をもっと信じるべき。意見を言われてどう思うかというのはその人が決めることだし、反論を真にうけて自分の意見を譲り渡してしまうことはないのだ。私の場合。